確定拠出年金の準備(NISAとの比較)

3398f3d2992476c81dedce7ebc9e42e5_s今回は確定拠出年金を検討していると、よく引き合いに出される『NISA』について考えていきたいと思います。

NISAは株式や投資信託が対象となっているので、当然リスクはあります。
年間投資額
2016年から2023年は年間上限120万円となっています。
サラリーマンが確定拠出年金の運用で最大拠出できるのが年間で27.6万円なので、より多くの金額を運用に回せることになります。

課税
運用益・分配金・該当金は非課税になります。
確定拠出年金が所得控除と退職控除が利用できるので、税金面では確定拠出年金の方がメリットがあるといえます。

対象商品
株式・投資信託。預金などは対象外。
確定拠出年金の商品には定期預金など元本確保のタイプがあるのですが、この面での比較は難しいですね。

非課税期間
運用を開始してから最長5年間が非課税期間ですが、期間終了後、新たな非課税枠への移行による継続保有が可能になります。

受取
いつでも売却して受け取り可能。
確定拠出年金が60歳まで引き出しが出来ない事をデメリットと考えるのであれば、いつでも売却できるのはメリットになります。

 

どちらも良い制度なので、メリット・デメリットでの比較をするのではなく、目的によってどちらを選択するかを決めたら良いと思います。
老後資金の為に長期間かけて育てていく確定拠出年金、教育資金や車など目的と時期がある程度定まった短期間で運用していくNISA。

限りあるお金を上手く運用していくために、両方の制度を上手く活用していきましょう。

 

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