社会保険料チェックしていますか?

434107de3f46157aa5cfb58825d2d151_s給料明細を見ると毎月引かれている雇用保険、健康保険、厚生年金保険。。。
その金額がどうやって決まっていて、どんなタイミングで引かれているのかについて、あまり関心が無い方が多いのではないでしょうか。

健康保険と厚生年金保険はいわゆる『社会保険料』として、もらう給料によって変動します。
変動するといっても毎月変わるのではなく、4月から6月の平均給与で「等級」が決められ、基本的にその後1年間はその等級に合わせた保険料が給料から引かれていきます。

仮に、給料が30万円の30代の愛媛県内企業に勤めている方は、健康保険料が15,045円で国民年金保険料が26,742円が毎月の給料から引かれています。
(保険料額の一覧表はインターネットで確認することができますよ)

なにが言いたいかというと、今月分の給与(来月もらう給与ですね)から国民年金保険料が若干上がるという事実です。

国民年金保険料は平成16年の法改正により、毎年すこしづつ上がることになっていて、来年の平成29年9月に18.300%になると今後は固定されていきます。

今までゆっくり上がってきたので、家計の負担を感じているかたはほとんどいないと思うのですが、平成16年の保険料率が13.58%なので、さきほど計算した30万円の保険料で計算すると20,370円。
なんと毎月6,372円、年間で76,464円も増えているのです。

保険料率は来年で固定され、また今年から社会保険加入対象者の範囲が広がるので、保険料納付額が増えてはいきますが、それ以上に年金受給者が増えていくので、更に法改正で保険料率20%!になる可能性もゼロではなりません。

そこまでした集めた年金用のお金が、私達の分まで残っていれば良いのですが、、、

 

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