今回がマイホーム購入計画の最終回です。
テーマは「土地選び」と「工務店選び」、
そして「適切な借入金額」です。
⑤土地選び
ここでいう土地選びとは、無駄に高い土地を選ばないということです。
土地の値段の付け方ですが、市場取引価格いわゆる相場というもので決まることが多いと思いますが、
あくまでその値段は言い値であって、土地に決まった値段というものはありません。
ちょっとして交渉をすることで大幅に下がることもあります。
値引き交渉の理由としては、、、
・相続の関係で急いで売りたい
・融資特約を外して現金一括で購入してほしい
・近くに高層ビルがある
などなど、様々な理由が挙げられます。
とはいえ、まずはダメもとで良いので値引き交渉をすることが大切です。
良いにくいと思いますが、そのために仲介不動産会社がいます。
仲介手数料を支払うのですから、値引き交渉もしっかりやってもらいましょう!
⑥工務店選び
一概に工務店といっても様々あり、ちょっとした見た目ではどれも同じに見えます。
しかし、どの工務店で建てるかによって住宅の質が大きく異なってきます!
その違いとは、会社の取り分、いわゆる利益部分の差になってきます。
建築会社の利益率は20~40%といわれています。
特に大手になればなるほど利益率は高くなってきます。
その理由はやはり人件費と広告費です。
その人件費と広告費を回収するためには、どうしても請負金額の中から回収をしないといけなくなります。
仮に2500万円の請負契約をしたとすると、会社の利益に必要なのが20%の場合、
家に使われるお金は2000万円となります。
しかし、会社の利益に必要となるのが40%の場合、
家に使われるお金は1500万円まで下がってしまいます。
同じ請負金額でも、家の質が500万円も下がってしまうのです!
人生で一番高い買い物なので、出来るだけ家にお金を使ってくれる工務店を選んでいきましょう。
⑦適切な借入金額
金融機関が貸してくれる額と金融機関へ返せる額は違います。
工務店・銀行・不動産会社、どこへ適切な借入額を相談しても、結局あなたが借りれる最大限の金額を提示してくる可能性が高いです。
無理のない返済方法を知っているのは、工務店でも銀行でも不動産会社でもありません。
唯一知っているのは、実際にマイホームを購入するあなたです。
これからのライフプランをしっかり考えて、無理のない返済額を正しく計算していきましょう。
では、どうやったら無理のない返済を把握することができるのでしょうか?
その手順としては、
1.現在の年収と支出を正しく書き出す
2.将来の大きな支出(5年区切りで)書き出す
3.予定している借入額と金利を入力して、生活が成り立つのかを確認する
大まかにはこのような流れとなります。
これが出来れば、マイホーム購入は失敗しませんが、
知らずに住宅展示場や銀行へ相談をしてしまうと、
人生において大きな損をしてしまうかも知れません。
最後になりますが、マイホーム購入計画を成功して、楽しく笑いのあふれる人生にしていきましょう!
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